(話題とは何の関係もありませんが、写真はきのうの夕空です)
10/22(土)の朝日新聞に、デジタル・デバイド(ITに関する機会不平等)について書かれていました。現在、日本でブロードバンドに接続できない地域には345万世帯が住むそうです。一世帯を3人として計算すると、一千万人を超えますね。このサイトも画像が多く、ブロードバンドを前提にしてますが、接続できない方が予想外に多いのですね。
ダイアルアップだったころのことを思い出すと、表示に時間がかかって待たされたり、料金に直接跳ね返る接続時間を気にかけたり、なにかと不便なことが多かったです。
インターネットが利用できるようになって何が変わったかと言ったら、あらゆる情報に簡単にアクセスできるようになったことですね。専門知識でさえも、興味があればすぐに取り入れることができ、ネットによる恩恵は計り知れないものがあります。
話はそれますが、かつてパソコンはオタク趣味と白い目で見る人もいました。1999年からという後発組の私でさえ、訳の分からない機械をいじって何が面白いんだか、という目で見られたこともありました。ですが、そんな状況もだいぶ改善されてきました。とはいえ、いまだに「ネットは悪の巣窟」と見る方もいないでもありませんが…。
それにしても、ブロードバンドを利用できる私たちは、情報を得る点で本当に恵まれた状況にあると言えます。世界に目を向けると、ブロードバンドはおろかネットそのものを利用できない方も大勢いるようですから…。
ネットは危険な面もあり、便利なだけでないのも事実ですが、同じ地球上の同じ時代に生きている者どうし、情報を得るという点で、少しでも較差が減少するといいですね。